日本とハンガリーの大学生活:学生生活編

ハンガリーCS留学

こんにちは、たまご夫です。日本の地方国立大学・旧帝大大学院ハンガリーの国立大学(ELTE)を経て、今はドイツの大学院で学んでいる私が、今回は日本とハンガリーの大学生活を生活面で比較してみました。

言語の違い

日本:日本語を使って学習するのが一般的。英語や第二外国語の学習がカリキュラムに組み込まれていることが多い。

ハンガリー:専攻をハンガリー語で学ぶコースと英語で学ぶコースとある。ただ、英語で授業を受けているからと言って英語が自動的にできるようになるわけではない。ハンガリー人や他の留学生もネイティブレベルとは限らないので、正しい英語を使っているとは限らない。

ハンガリーではハンガリー語が使われている。ハンガリー語の習得は、文法や単語が英語とも日本語とも違うため、日本の留学生には特に難しく感じた。
そもそもモチベーション維持が難しい。ハンガリーで今後就職したいならまだしも、他の国で就職したいのであれば必要ない可能性が高い。(ハンガリーの平均賃金は日本より低いし、そもそもハンガリーから他の国の就職も難しいと思われる。)

サークル・部活動

日本:多様なサークルや部活が存在し、学生たちは課外活動を楽しみながら学業をこなすことができる。

ハンガリー:サークル活動は主にハンガリー語。留学生向けの団体もあるが、その活発さは必ずしも高くない。実際、留学生向けの英会話サークルや留学生サポートの団体に所属したこともあるが、主催者や参加者のモチベーションが低く、数回で終わってしまった経験がある。

アルバイト

日本:多種多様なアルバイトに応募可能で、学生は自分の専攻とは異なる経験も積める。ハンガリーと比較すると給料が高い。

ハンガリー:アルバイトの給料は日本に比べて低い(日本の約⅓ 〜 半分)。日本語や英語の求人は限られている。ハンガリーでアルバイトをしながら大学生活の生計を立てるには時間的にも給与面的にも厳しい。

学費

日本:国立と私立で大きく異なる。多くの学生が奨学金や学費免除を利用しているが、奨学金といいながら返済が必要な場合が多い。

ハンガリーELTEのCSコースの学費は1年で6400€(2023年11月現在のレートで約100万円)。昨今の円安で日本の私大と変わらないか、国立大の2倍弱かかる計算。
参考リンク→https://csbsc.elte.hu/tuition-fee/

ハンガリー政府奨学金(Stipendium Hungaricum)が取れれば学費は無料で、加えて多少の生活費の補助を受けながら留学できる。

ただし、個人的には金銭的に余裕があるのならば、一概に奨学金で進路を決めるのではなく、何を学びたいかやどんな経験をしたいかに注目して大学を決めてほしいと思う。

就職

日本:日本で就職したい場合、日本の大学に在学すると様々な情報を得やすい。各国の留学生で日本で就職する人もいる。

ハンガリー:ハンガリーでの就職情報は比較的アクセスしやすい。しかし、留学生向けの就職サポートサービスは特にないので、他の国(日本でもハンガリーでもない第3国)で就職したいなら自分で情報収集する必要がある。

まとめ

ハンガリーで学生生活を送りながら感じたことをまとめました。海外留学は必ずしも成功の絶対的な保証ではないです。留学エージェントが伝える情報だけでなく、自分自身で情報を収集し、自分の頭で判断することも大切です。