2023年も終わりに近付いてきました。今年あった大きな出来事としてはブダペストからドイツに引越したことでしょう。ヨーロッパ圏内の初めての引越し、知識も経験もなく大変でしたがなんとかこなせた…という実感です。もしかしたらどなたかの役に立つこともあるかもしれないと思い、私たちの経験をここに記録します。
当時の私たちの状況
- ハンガリーに1年半滞在したが、ドイツに引っ越すことになった。引越し時期は2023年4月
- 言語(ハンガリー語)は超初学者レベル。英語と日本語なら大丈夫
- 免許がないので欧州内で運転はできない
- 大型家具(ベッドなど)はなし。可能ならカーペットや椅子を運びたいけど、処分しても良い
- 引越し距離は約900km
- 引越し荷物は5立方メートル未満で見積もり
- ブダペストの家にはエレベーターがあるが、ドイツの新居は階段のみ
ブダペストで引越し業者の見積合わせ
ヨーロッパ内での引越しは初めてだしストレスも軽減させたいので、日本語OKの業者に数社連絡し、見積もり依頼をすることにしました。多くの場合、オンライン上で荷物の容量や距離等を入力し、その後メールや電話で返事が来るという形式でした。4社連絡し、その結果が以下の通り。
見積もり額 | |
業者A | 返事なし |
業者B | 3,500~4,500€ |
業者C | 1,750〜2,100€ |
業者D | 1,600€ |
引越し費用の中には自宅での梱包、配送、開梱、家具の組み立て、廃材回収などが含まれているとのことでした。最も安い業者D、応対も丁寧だったので依頼するならここです。それでも高い。
安く済ませられそうな方法は諦めた
業者からの見積もりが揃って私たちを悩ますのはやはりその費用。いかにして安く済ませるか、を考えた時に思いついたのはDHL等の配送業者に荷物を送ってもらうことでした。しかし諦めた理由は、
- 自分達で段ボールを調達した上で梱包をしなければいけない
- 1歳児もいるのにそれは厳しい
- そもそも無事に届くのか不安
- ドイツでの家探しやらで既に疲弊していた
以上のことから業者に依頼することに決めました。
業者に依頼して正解
ブダペストの家は家具家電付きだったので、予め梱包してほしいものと梱包してはいけないものに分類しておきました。そして当日。スタッフの方々は時間通りに来てくれ、さすが梱包のスピードも早いです。私は子供と待ってるだけでいいので本当に楽だし、やはり1歳児がいながら梱包は大変だっただろうと想像します。
梱包も搬入もそれぞれ2〜3時間で終わりました。梱包時は日本人スタッフが1人来てくれましたが、搬入(翌日)の際は日本人スタッフがいなくてハンガリー人のみ(英語)でした。
ただでさえ引越し費用が大金だったので、より高くなる休日ではなく平日の作業を依頼しました。引越し時に荷物に何かあった時のため家財保険を勧められましたが、壊れたり紛失されたりで困るようなものがなかったのでそちらも依頼しないことにしました。しかし、ドイツの新居にはエレベータがないため、58€の追加費用が発生しました。
まとめ
どのような業者があるか欧州内でも様々なので業者Dを無条件にオススメするわけではありませんが、高くついたとはいえベストな選択をしたと思っています。業者は信頼できたので、もし気になる方がいらっしゃいましたら個別に連絡していただければ紹介できると思います。