ドイツで2歳児向け保育に通い始める【シュピールグルッペ】

ドイツで妊娠・出産・育児

こんにちは。今回の記事では、子が2024年4月からドイツで通い始めた「シュピールグルッペ(Spielgruppe)」(英語でいうとプレイグループかな?)について紹介しようと思います。

登園が決まるまで

行くことになったきっかけ

近所に住む日本の方に紹介してもらったのがはじまり。それまでそんな単語(シュピールグルッペ)も概念も知らなかったのですが、「この2歳児向けのクラスがおすすめ」と言われてから気になっていました。ずっと保育園や幼稚園の申請をどうしようかムズムズしていたところ。3歳からは幼稚園に行けるのですが、保育園よりも気軽に行けそうな預け保育はいいなぁと思いました。

恐る恐る足を踏み入れてみる

ドイツ語超初級レベルで新しい環境を恐れている私…、でもかなり興味があったので教えてもらった場所に突撃して「貴施設に興味がある」と伝えました。そしたら(ドイツでは珍しく)すぐに担当者から折り返し電話で連絡をしてくれて、あれよあれよと面談の日時が決まりました。

クリスマスマーケットの時期に勇気を絞って園に突撃

紹介してくれた日本の方からは「とても人気みたいだから早めに申し込むといいよ」なんて言われてたので「もういっぱいなんですわ〜」なんて言われるかも、とあまり期待せずに面談へ行ったのに、さらっと入園予定日まで調整してもらえてびっくり。

説明を受けて、契約書にサインしたものを後日届けて、無事行くことが決定。本当は2歳になる直前から登園開始予定だったけど、日本一時帰国の予定が入っていたので2歳2ヶ月で入園することになりました。

園の雰囲気も、先生もとても好印象。煩わしい手続きもなくその場で気になることを解決させて契約書を交わすだけだったので、保育園探しよりも楽で驚きました。

慣らし保育のはじまり

日本一時帰国からドイツに戻ってきて、早速慣らし保育が始まりました。1ヶ月程度で通常保育になりました。最初は同じ部屋に親の私もいて遊んでる様子を見ています。生徒10人弱(8〜9人)に対して先生2人。どんな子がいるのか、どんな風に我が子が遊ぶのか、など観察することができてとても楽しかった。

登園開始時期は花が生き生きしている時期でした

ありがたいことに子も適応するのが早かったので、徐々に子から離れていきます。最初は違う部屋で待機(とても暇だった)。次に、子にバイバイと言ってから10分だけ園の周りを散歩してきてと言われる。そしてついに2時間離れる(帰宅してた)。最後は〇〇時に迎えてにきてねと指示されるくらい。一応いつでも電話に出られるように構えていましたが、家で自由に過ごしていました。

慣らし保育があまり大変でなかったことに驚きました。家庭と言語環境が全然違うのに、子の順応性の高さには仰天。先生もかなり上手に距離感を作ってるなぁとプロ技を見た気がしました。

園でどんなことをしているか

預かってくれるのは平日週3回9時から13時まで。粘土やパズル、おもちゃで先生や友達と遊んだり、体を動かしたり、歌ったり手遊びしたり。11時頃になるとごはんの時間。誕生日の子がいる時は、誕生日の子がその日のみんなの朝ごはんを持っていくみたい(今からヒヤヒヤ)。

把握している限りの園でのスケジュール

  • 9時過ぎ 登園
  • 10時半頃 歌と手遊び、手を洗いに行く
  • 11時 飯(朝飯?昼飯?おやつ?立ち位置が不明)
  • 13時まで お迎え

全然面倒じゃない入園・登園準備

日本一時帰国を挟んだので、入園準備をするかぁとお名前シールを100均で買ってきたのですが、なに一つ名前を書いておらず未使用のまま…と、そのくらい入園準備も朝の支度も全然面倒じゃないことには助かっています。

子のごはんだけ毎朝準備しています。入園前に説明を受けた時、軽食と言われた気がしたので、11時に食べるんだし家で朝ごはんも昼ごはんも食べるでしょ…と本当にビスケット1袋しか持たせなかった登園初日。でも周りの子たちを見渡すと大きな弁当箱にサンドイッチパン果物野菜と入ってておったまげ。次の日からは私も学習しました。日本風におにぎり、とかも数回やりましたが、今は比較的まだ郷に従ってます。笑

ある日の弁当。プレッツェル、ブルーベリー、ひよこ豆、にんじん。詰めるだけで楽。

水か茶を出してくれるので水筒を持って行く必要なしカトラリーと皿も準備してくれます。ちなみにオムツも園のものを使わせてくれてます。

園と保護者との関わり

日本で保育園に入れたことがないので詳細はわかりませんが、日々の連絡ノートや様子を記したものなどはありません。園でどんな風に過ごしているかほぼわからずとても気になる…。

先生とのやり取りには専用アプリがあり、そこに連絡事項があれば通知がきます。例えば、最近はこんな歌を歌っていますよ、とか、参観日がありますよ、など。病欠をする場合もここからチャットで送信します。

稀に写真を載せてくれることもあり、それは園での様子がわかるのでとても嬉しいです。まだ参加したことはありませんが、保護者同士でお話ができる機会や、参加できるイベントもあるみたいで、それは今後の楽しみです。