氷点下の寒い日が続いた1月某日、寝室で寝転んだら窓枠の天井側に黒カビを発見。寝室だけではないはず…と家の中をパトロールしたら、キッチンにも風呂場にも。幸い、リビングや子供部屋にはありませんでしたが、発生してもおかしくなかったでしょう。
衝撃が大きくて即座にドラッグストアdmにカビ取りを買いに行きました。家中の窓を開けてカビ取りスプレーをシュシュっとしたら塩素の臭い…でも黒カビがなかったかのようにスッキリ綺麗になり、効果は抜群!臭いので1日中窓を開けておきました。
ドイツの家は換気が命
ドイツの家は密閉性が高く、換気が悪いとよく聞きます。初めてドイツに来てAirbnbに宿泊した際、オーナーさんに「朝と夕方の2回、2か所以上の窓を開けて風の通りが良くなるように換気してね」と言われました。換気にこだわるオーナーさんなんだな、と当時は思っただけでしたが、彼らが所謂ドイツ人の普通でした。
今の家に入居してからも、大家さんに同じことを言われます。換気が足りてない状態で大家さんが家に来た際は「湿気を感じるね。もっと換気しないと」と言われたのは一回どころではありません。湿度計をよこしてくれたほど(笑)ちなみに湿度は60%程度にすると良いらしく、数字で見えるのはわかりやすいですね。
大家さんに頻繁に言われたので気をつけて換気していたつもりですが…ドイツ人が家の換気にうるさくなる理由がわかる今回の経験でした。
具体的な換気方法
窓を開ける際にも、部分的に開けるのではなく、全開にして一気に風を通します。寒い冬は窓を全開にする気になかなかなれませんが、短期集中で全開にするみたいです。長時間部分的に窓を開けているよりも暖房の効率が良いから…らしいですが、短時間とはいえ窓の全開は冬には厳しいです。でもやらないと外気温と室温の差が激しくなり、窓に結露が出来てきたら黄信号です。
こんなに換気にうるさくなるんだったら換気の良い家にすれば良いのに…建築の力でどうなかならないものなんでしょうか。疑問は残りますが今後は黒カビに悩まされないように積極的に換気をしようと思います。