日本ではスーパーに行く度に欠かさず買っていた納豆。海外に住むと簡単に手に入りません。納豆好きの私も我慢してきましたが、ある時ヨーグルトメーカーで作れると知りました。Lidl(ディスカウントスーパー)にてヨーグルトメーカーを€14.99で購入し、納豆を発酵させて作ってみました。1回目は失敗しましたが2回目はなかなか美味しくできたので記録します。
乾燥大豆を購入
€0.45 / 100gで、約300g購入。街にあったオーガニックショップで量り売りで買いました。
いざ自家製納豆
こちらのサイトを主に参考にしながら作っていきました。
1日目
乾燥大豆をよく洗う。洗ってる時に大豆の皮が剥けてしまうので無理のない範囲で皮を取り除きました。一晩水に漬ける。水の量は1000ml弱。冷蔵庫で18時間くらい浸しました。
2日目
浸していた水を捨て、新しい水を入れて弱火で3時間くらい大豆を煮ました。煮ていると水がなくなっていくので、その度に水を追加しました。大豆が指でつぶれる柔らかさになったら終了。
納豆菌のタネをどうするか問題…。1回目の時は日本から持って来ていたドライ納豆があったのでそれを使いました。ちなみにKALDIコーヒーで買ったものです。原材料名に納豆菌と書いてあったので生きているだろうと判断。納豆菌(今回はドライ納豆)に80度程度のお湯を注ぎ、混ぜて納豆菌のタネのできあがり。
茹で上がって粗熱が取れた大豆を瓶に小分けにしたら7つも出来てしまいました。作りすぎた感。納豆菌を瓶に入った大豆ちゃん達に注ぎ、大豆全体に納豆菌が行き渡るように混ぜました。ヨーグルトメーカーでは40℃で温度を保ってくれているみたいなので、触るとほんのり温かかったです。この状態で24時間放置。
1回目の自家製納豆は失敗
初めての自家製納豆は失敗。混ぜている瞬間は糸を引くが、持続しない。ネバネバ感がほとんどなく、大豆を食べているだけという感じ。発酵が上手く行かなかったのだなぁ…と原因を考えました。
- 乾燥での段階でもっとしっかり大豆を洗ったほうが良いかも
- 納豆菌がドライ納豆だと厳しいのかも
- 瓶容器とかの熱湯消毒が十分じゃなかったかも
- 大豆が結構大きいのでもう少し小粒にするかひきわりにしたい
反省を活かして2回目は
- 買ってきたばかりの大豆はしっかり洗う
- 初心者なので納豆菌は本物の納豆を手に入れる
- 納豆菌にしっかり働いてもらうために瓶などは念入りに熱湯消毒
- 茹でた後に大豆をフープロで細かくする
2回目は成功させたかったのでシュトゥットガルトのアジアショップまで足を伸ばして納豆を買いに行きました。これなら間違い無いだろう、と。3パックで5ユーロくらいしました。高いよ〜
2回目の自家製納豆は成功
大豆の量も少なめにして瓶は4つに減らしました。また、発酵中に納豆さんたちが汗をかいているので間に布巾を挟んで水滴を吸収してもらうようにしました。
多分納豆菌を本物の納豆でやったのが一番の理由だと思いますが、上手くいきました。しっかりネバネバしていて、糸を引いています。醤油で味付けして納豆を美味しくいただきました。また3回目以降も作りたいです。